ガス自由化

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ガス自由化への取り組みと対策を学ぼう

公開日:2016.11.15
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ガス自由化への取り組みと対策を学ぼう
既存のガス会社も含めて、新規参入事業者もガス自由化に対してさまざまな対策を取っているものと思われますが、一般家庭におけるガスが自由化されるにあたっては、家庭で利用する人たちがこれは今までにない魅力的なガス供給のプランだと思えることが一番重要な条件です。そう思わせるための対策が、ガス自由化を動かしていきます。

 

2016年の4月に自由化された電力に続き、2017年の4月からはガスも自由化されることが決まっています。
ただしガスの場合は、1995年から段階的に規制緩和が行われていて、法人など全体の約6割はすでに自由化されている状態と言えます。
残る4割が一般家庭向けで、この4割をガス会社が独占してきました。
その市場規模は2~3兆円とも言われ、この部分を市場に一般開放することで経済の活性化を狙うという意味があります。
政府としては、電力と同時に自由化に踏み切りたいという思惑がありましたが、なかなか調整が付かず、1年遅れで実施される運びとなりました。
さまざまな対策が必要という点では、電力よりもガスの方がむずかしい面が多かったといえます。
電力の場合、送電網は日本全国を完全といっていいくらいにつないでいますが、ガス管についてはすべてがつながっているとはいえず、この空間をどうするかというのが一番の難題だったからです。

 

ガス自由化への対策

 

クリアすべき問題があったとはいえ、ガスも自由化するという前提のもとで考えられてきましたので、さまざまな対策が練られました。
大手電力会社が新規参入に乗り出すことを表明していますが、大手電力会社は電気を作り出す過程においてガスも取り扱っていますので、ガスについてはよく知っています。
そのため、ガス導管を通して各家庭に送る他、タンクローリーでガス導管のないところにも運ぶという方法を考えています。
既存のガス会社ではできないことをやることで、電力会社としてはガス事業の2~3兆円のパイを奪いに行くつもりです。
ガス会社としても、顧客を奪われないための対策をいくつも練っていると思われますが、新規参入事業者によって顧客の流出が起こるのは間違いないでしょう。

 

ガス自由化のメリット

 

既存のガス会社、電力会社をはじめとする新規参入事業者のいずれもが、ガス自由化の恩恵を受けようとさまざまな対策を取っていることを考えると、その恩恵は対象となる一般家庭にもあって当然だといえます。
むしろ家庭の方で、これはお得になるという判断がされなければ、これまで通りの契約で推移するでしょう。
一般家庭が新しいガス料金体系に魅力を感じるとするならば、それは新規参入事業者がこれまでにはなかった新しい視点でガスの供給を行うプランを打ち出してくれた時だと思われます。
そう考えると、ガス自由化を先導するのは既存のガス会社ではなく、新たに乗り込んでくる新参者であるといえるでしょう。

 

ガス自由化への取り組みと