電力自由化とは

電力自由化とは

ドイツにおける発送電分離とは

公開日:2016.08.21
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ドイツにおける発送電分離とは
環境先進国であるドイツでは、再生可能エネルギーの普及に努めています。 原子力発電も行われていますが、福島第一原発事故をきっかけに脱原発政策を推し進めてい、現在では、再生可能エネルギーが発電量全体の2割以上をまかなっています。 発送電分離にも着手し、事業者側も消費者の声に耳を傾ける必要が出てきました。 環境意識の高いドイツに、日本もならうべきところがあるかもしれません。

 

ヨーロッパには、環境に配慮する取り組みに熱心な国が多くあります。

その中でも特に環境への配慮を進めている国として、ドイツが挙げられます。

環境先進国ともいわれるドイツでは、どのような発電方式がとられているのかを見てみましょう。

ドイツでは、再生可能エネルギーの普及に多くの努力を重ねています。また、太陽光発電や風力発電を行いやすい土地が多くみられます。

その結果もあって、発電量全体に占める再生可能エネルギーの割合は、20%を超えています。

再生可能エネルギーと同様に、温室効果ガスの排出が少ないとされる発電方式に原子力発電があります。

ドイツでは原子力発電が行われてはいます。しかし、福島第一原発の事故をきっかけとしてドイツは脱原発にかじを切りました。

そのため、ドイツは今後も再生可能エネルギーの利用を増やすことで、より環境に優しい電源構成を目指すと考えられます。

 

発送電分離の効果

 

ドイツでは、日本に先立って発送電分離を実現しました。では、ドイツでは発送電分離がどのような効果をもたらしたのでしょうか。

ドイツでは発送電分離が実現したことにより、発電事業者のみならず、送電事業者も消費者が選べるようになりました。

こうすることで、ドイツ国民はより環境に優しい事業者を選ぶなど、選択の自由が広がりました。

いっぽう、事業者の側も、消費者の意見を取り入れながらビジネスを展開する必要が出てきました。こうすることで、環境意識の高い国民が多いドイツでは、再生可能エネルギーの普及が進みやすい環境が整えられたといえます。

実際、ドイツの発電量に占める再生可能エネルギーの割合は増加傾向が続いています。

 

日本が先例とすべき国の1つ

 

日本は当初、再生可能エネルギーの活用に関して、世界で最も進んだ国でした。

しかし現在では、国際社会から環境への配慮が足りないとして批判されることも多くあります。

このように、日本が環境先進国といえなくなってしまったことは残念です。

しかし、ドイツのように日本よりも先に取り組みを進める国があることで、効率的に環境重視の取り組みを進められるメリットもあります。

電力自由化や発送電分離についても、ドイツの成功例を見ながら進めることで、よりよい形で実現しやすくなります。

せっかく貴重な事例を提供してくれている国があるので、しっかりと情報を得ながら発送電分離を進めることが求められます。

また、日本国民もドイツ国民と同様に、選択の自由が与えられた場合は自らが進んで電源構成などについての意見を持ち、行動することが必要になってきます。

 

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