電力自由化とは

電力自由化とは

電力自由化が低圧電力にまで適用されました

公開日:2016.10.10
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電力自由化が低圧電力にまで適用されました
高圧電力契約における電力自由化を経て、いよいよ2016年に低圧電力契約での電力自由化がスタートしました。一般家庭消費者は自由に電力購入先を選べるようになり、安い電力や割引契約といったお得な制度が利用できるようになったほか、利用する電力がなにに由来しているのか、その素性も考慮にいれて選べるようになりました。

 

最近話題の電力自由化ですが、実は高圧向けでは何年も前から開始されていました。
高圧電力契約というのは、工場やビルがひいている電線のことで、100Vではない高電圧の供給が受けられる施設がおこなう契約です。
これは一般家庭にはほとんど関係のないことのうえ、高圧契約の場合もともと大手電力からの電力もかなり安い設定であったこともあり、さほど話題にもなりませんでした。
ただ一部のマンションや住宅が密集した場所では独自に高圧施設を導入し高圧電力契約をおこない、一足先に電力自由化の恩恵に預かっていたところもありましたが、これはレアケースです。

 

2016年に低圧電力の電力自由化がスタートしました

 

一般家庭にも関係のある、低圧電力契約における電力自由化は2016年から始まりました。
これにより、消費者は電力をどこから買うのかまったくの自由になり、多くの新電力と呼ばれる電気小売業者がしのぎを削っています。
一般家庭が契約する電力会社を変更するのには、制限はありません。
また、切り替えにはまったくコストがかからないようになっています。
どこから電気を購入したのか分かるように電気メーターをスマートメーターと呼ばれるものに変更する必要がありますが、この設置は電力会社の負担で行われます。
また、太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用した新電力会社の場合、天候や夜間においては電力供給が足りない、間に合わないというケースが想定されますが、利用者においては気にする必要はありません。
他の電力ソースからの電力が必要なぶんだけ電力網から自動的に供給される仕組みになっているからです。
イメージとしては、大きなプールに各社が電気を入れ、消費者はそのプールからどこの電力なのかを意識せずに汲み出し、精算のとき調整するという形になります。

 

さまざまなサービスが台頭してきています

 

電力自由化ということで、ガス会社や携帯電話会社なども新規に参入を開始しています。
このような企業でよく行われているのが、セット割と呼ばれる契約形態です。
じぶんのところのガスや携帯と一緒に契約をしてくれたら、何割か割り引きますよという形です。
また、業者によっては100%再生可能エネルギーによる電力を提供するということを売りにしている業者も存在します。
環境問題や原発事故により、自分が購入して利用している電気がなにに由来したものなのか、関心を持ちだした消費者も増えてきたのです。
従来ではどうやってつくった電力なのか分からず、分かったとしても一社からしか購入できない仕組みでしたが、電力自由化によりそういったニーズに応えられるようになりました。

 

電力自由化が低圧電力にまで