電力自由化とは

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発送電分離でメガソーラーが増える可能性

公開日:2016.08.26
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発送電分離でメガソーラーが増える可能性
メガソーラーとはよく聞く言葉ですが、具体的にどんなものを指すのでしょうか。 広大な土地に太陽光パネルを並べた、大規模な発電所のことをいいます。 登場当初は日本は先進的な国でしたが、現在は環境先進国に遅れをとっているのが現状です。 発送電分離の影響とともに考えてみましょう。

 

まずは、メガソーラーとは何かを理解してしまいましょう。「メガ」とは発電所の規模が大きいことを表しています。

「ソーラー」からは太陽光発電であることがわかります。太陽光発電は、各家庭の屋根に太陽光パネルを設置することでも行えます。

このタイプの太陽光発電は小規模です。昼間時間帯に余った電気を電力会社に売ることはできるものの、夜間には逆に購入しなければならないくらいの発電量です。

いっぽう、メガソーラーでは太陽光パネルを広い土地に並べることによって、大規模な発電を実現します。

担い手がいなくなって耕作放棄地となった土地などをうまく活用しながらメガソーラーに取り組む企業が増えています。

 

メガソーラーの現状

 

次に、メガソーラーの現状についてみてみましょう。日本では、太陽光発電が登場した当初は、世界で最も太陽光発電への取り組みが進んでいる国でした。

しかし、今ではドイツをはじめとする環境先進国に後れをとっています。

ところが、最近では個人のみならず、企業も環境への配慮を重視するようになってきています。

環境への配慮を欠いた企業は、ブランドイメージが低下しかねないからです。

環境への配慮の一環として、メガソーラーに取り組む企業も出てきています。

環境意識の高い企業であることをアピールできるほか、発電した電気を自社の施設で利用したり、電力会社に売って利益を得たりすることができるメリットがあります。

2016年4月スタートの電力自由化に合わせる形で、新電力が数多く登場します。

そのため、売電先の候補が増え、売電価格が上がる可能性もあります。

売電価格が上がれば、単に環境への配慮目的だけではなく、収益を上げるための取り組みとしてメガソーラーを建設する企業が増えてくることもありえるのです。

 

メガソーラーに対する発送電分離の影響

 

最後に、発送電分離が行われるとメガソーラーにどのような影響があるのかを考えましょう。

メガソーラー発電所の増加が続けば、地元の電力会社が管理している送電網に入ってくる電気の量が不安定になります。

メガソーラーによる発電量は、天候に大きく左右されるからです。その結果、メガソーラー発電所から送電網に送ることのできる電気の量が制限されることがあります。

せっかく発電量を増やしたいのに、送電網に流せる電気量が制限されるとなると、メガソーラーの規模を拡大しづらくなります。

いっぽう、発送電分離が行われれば、送電網が地元電力会社のみによって管理される体制が崩れます。

こうなると、メガソーラーで発電された電気を送電網に流しやすくなる可能性があるのです。

 

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