電力自由化とは

電力自由化とは

電力自由化でさらに多彩になる料金メニュー

公開日:2016.07.10
facebookでシェア twitterでつぶやく
電力自由化でさらに多彩になる料金メニュー
電力自由化に伴い、既存の電力会社をはじめ新電力で多彩な料金メニューが登場しています。電気料金が安くなるだけでなく、セット割やポイントが貯まるなどの特典付きといったメニューのほか、再生可能エネルギーを中心にしたプランが選べたり、発電地域も選べるようになります。

 

電力自由化が行われる前は電力供給は大手電力会社が一手に引き受け、地域ごとに独占体制を敷いていました。
他に顧客を奪うライバルはなく、その地域に住む限り、電力供給を行う事業者は自動的に決まっていました。
となると恣意的な料金決定や料金の引き上げが行われそうですが、日本全土に電気を安定供給するために地域独占を認める分、国によって一定の管理がなされていました。
電気料金や料金メニューを改定するには、監督官庁の許可が必要であり、国民にとって不利な改定や恣意的な値上げはできないようになっていたのです。
電力会社においても、国民の負担を軽減すべく、経営効率化によるコスト削減を行い、電気料金の引き下げに努力してきた経緯もあります。
やがて、電力自由化に向けた取り組みがスタートし、1995年の電気事業法改正によって電力の負荷平準化を進めるべく、料金メニューの改定や新設が許可制から届出制となったのです。
電力自由化に向けた規制緩和により、電力会社が創意工夫により、顧客のニーズや時代の要請に合わせて柔軟で機動的に料金メニューを創設できるようになり、負荷平準化の促進による供給コストの低減による電気料金の引き下げも可能となったのです。

 

電力自由化で料金メニューが多彩に

 

電力自由化は2000年3月21日より大規模工場や百貨店などの特別高圧利用者からスタートし、2004年4月からは使用規模500キロワット以上の高圧利用者、2005年4月からは50キロワット以上の高圧利用者にも拡大されました。
もっとも、これらの事業所をメインにした大規模利用者においては、電気小売事業者との相対交渉で料金などが決められていました。
ですが、2016年4月から小規模事業者や一般家庭まで全ての利用者に自由化が適用されるため、1つ1つ相対交渉するわけにはいきません。
定型的でありながら、個々の家庭のライフスタイルやニーズに合わせて選べる多彩な料金メニューが登場しています。

 

セット割やポイント、再生可能エネルギーや発電地域も選べる

 

電気とガスや携帯電話料金などのセット割引や、電気使用量に応じてポイントが貯まりお得な特典と交換できるプランのほか、ライフスタイルに合わせてお得に使える時間帯別の電気料金など、既存の電力会社をはじめ、新電力の創意工夫によって提供されます。
太陽光や風力、バイオマスなどの再生可能エネルギーを中心に電気を供給する事業者のプランを選択したり、近隣に拠点を置く事業者を選んで電気の地産地消を行うこともできるようになるのです。

 

15電力自由化でさ