電力自由化とは

電力自由化とは

電力自由化と送電線の関係

公開日:2016.07.23
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電力自由化と送電線の関係
電力自由化の解りにくいポイントとして、電線の保守管理をしているのは従来の地域の電力会社であり、電線を新たに引く必要や品質管理などでの不安はありません。今後予定されているの発送電分離についても知っておき、今後はライフスタイルに合わせて適切な電力会社の見直しを行いましょう。

 

これまで一般家庭では基本的に地域の電力会社としか電力を売買する契約を結ぶことは出来ませんでした。
しかし、2016年4月からの電力小売りの全面自由化により、新たに参入してくる電力会社から電気を買うことが可能になりました。
消費者の選択肢が広がる事により、複数の電力会社間で競争原理が働き消費者にとってメリットがあると言われています。
もちろん迎え撃つ形となる従来の地域の電力会社でも、料金プランの見直しや新たなサービス展開を用意したりしているため、総合的に色々と比較をして自分に最もあった電力会社と契約を結ぶ事が大切です。

 

安心できるものなのか

 

ただ、新たに参入してくる電力会社から電気を買うというのに、少し不安を感じる方もいるかも知れません。
確かに従来の地域の電力会社は規模が大きく、保守管理などの実績も豊富で、いざ停電などになった場合などを考えると、新規参入の会社が同じようなレベルで速やかな対応を行ってくれるのか不安をお持ちの方もいるかも知れません。
しかし、今回の電力自由化の配電や送電に関する部分を見てみると、新規参入してくる電力会社は、自前で発電所を持っている所であっても地域の電力会社に利用料を支払い送電線を使っている形になっており、その保守管理などは今まで通り地域の電力会社が行う形になっています。
つまり、送電線を含んだ配電に関する部分は従来の電力会社のものをそのまま活用する形になっているのです。
ですから新たな送電線の工事の必要もなく、安定性に関しても大きな心配は要らないと言われています。

 

今後の見通しについて

 

今後の流れとしては、電力自由化の最終段階として発送電分離があります。
「電気事業法」の改正で2020年4月1日から、地域の電力会社が持っている発電と送電を切り離すことが決定しています。
発送電分離となると、いま送電線を貸し出している立場にある地域の電力会社も、新規参入した電力会社と同じく送電線の使用料を払って消費者に電気を届ける立場になります。
これによって電力会社間の競争がより一層活発になると言われています。
もちろん、この場合でも送電会社は従来のものを引き継ぐ形になりますので、大きく信頼性が低下するといった事は起こらないと言われています。
もっとも発送電分離まではまだしばらく時間が有りますので、常に見直しをしていくことを前提とするのであれば、現在のライフスタイルに合う方を重要視して選択した方が良いと言えるでしょう。

 

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