電力自由化とは

電力自由化とは

他業界から参入する電力自由化とセット割

公開日:2016.10.05
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他業界から参入する電力自由化とセット割
電力自由化で全く関係のない業界が参入する目的の一つには顧客の囲い込みがあります。 セット割を利用することで、本業と電気の売買の2つの契約を結ぶことができるからです。 そして、その契約方法は業者・消費者ともにデメリットが少なくメリットが産まれます。 今までにない契約の仕方と言えるかもしれません。

 

2016年4月から電力自由化が解禁されました。
これによって、今まで電気会社しか販売されなかった電気が他の業界からも参入できるようになったのです。
その業界とは、もちろんガスや石油関連などのエネルギー業界も参入しています。
しかし、参入している業界はそこだけではありません。
携帯電話事業やネットのプロバイダや保険事業など、エネルギーとは関係のない業界まで参入しています。
では、そのような業界が電気売買に乗り出して何のメリットがあるのでしょうか。
そこには、決して手掛ける産業を広げる以外に思惑が見え隠れしています。

 

顧客の囲い込みが目的

 

その思惑の一つがセット割です。
携帯電話や保険商品というのは、一度契約すると長期間に渡って利用するケースがほとんどです。
これは逆に言うと別の会社に契約を取られてしまうとお客を取れなくなってしまいます。
そのため、携帯電話や保険を扱う業界は、顧客の囲い込みに必死です。
そこに電力の自由化が関わってきます。
電力も生活に必要不可欠なものであり、一度売買契約すると長期間に渡って利用する可能性が高いです。
つまり、携帯電話や保険の売り方と近いものがあります。
そこで保険会社ならば保険商品と電気の売買をセットにするとお得感を出させるわけです。
これがセット割です。
仮に1万円値引きするとします。
保険会社は保険商品だけでは負担が大きいですが、保険商品と電気の販売をセットにすればその負担を減らすことが出来ます。
一方、消費者にとっては、保険と電気の売買の2つの契約をすることで1万円のお得というわけです。
保険も電気も生活を維持するのに費用なため、消費者にとっては2つの契約は加入するものです。
そのため、消費者にはほとんどデメリットがありません。

 

今までにない新しい契約の仕方

 

このように電力自由化は、他業界にとって新しい販売方法を得たことになります。
もしもセット割を前提として電気売買を見直そうと考えているのならば、電気料金だけで考慮しない方が得策です。
まずは現在、契約している保険や携帯電話やプロバイダの会社が電気売買に参入しているか調べることです。
そのなかでどの会社が割安なのかを比較して決定していきます。
つまり、それぞれの契約している費用で見比べるのではなく、トータルの費用で安いところを選ぶわけです。
今までにない新しい契約の仕方と言えるかもしれません。
電力自由化がきっかけとなって、今後は大きな枠組みで契約していく時代に突入する可能性が示唆されています。

 

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