電力自由化とは

電力自由化とは

電力自由化によって太陽光発電の買電はどう変わる?

公開日:2016.08.14
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電力自由化によって太陽光発電の買電はどう変わる?
家庭で太陽光発電を行うと、余った電気を買ってくれるシステムがあります。 これを買電と呼びます。 新電力が増えると従来の価格より高く買い取ってもらえる場合があり、これをプレミアム売電と呼びます。 万一新電力が倒産しても10年間は保証されるため、検討する価値はあるでしょう。

 

太陽光発電はどのようなものか既知のことと思いますが、発電した余剰電力の買取システムについてはあまり知られていないようです。

売電と買電はどう違うのでしょうか?太陽光発電を取り入れた場合、日中の自家発電により蓄えた電力を自己消費分以外に余剰分を電力会社が買い取ってもらえます。

これは再生可能エネルギー促進賦課金制度が敷かれているので可能な仕組みなのです。

分かり易く言えば全国民が電力会社に払う電気代から賦課金に回され、電力会社が買い取る原資となるのです。

例えばある家庭の月の電気料(電力会社へ払う)が7000円で内訳が昼間の消費分3660円、夜間の通常電力会社からの電気使用分3340円、太陽光発電による売電収入が9000円の場合で試算すると、昼間の消費分は一旦電力会社に支払い、その後売電収入と合わせて戻ってきますので、家庭の手元に残る買電/買電の収支は夜間の3340円が支払い、売電の収入分9000円−3340円=5660円が手元に残る利益となります。

 

プレミアム売電に切り替えると収入UPになるの?

 

ソーラーパネルによって発電した余剰電力を、従来の電力会社だけでなく新たな電力会社にも販売できるようになるのです。

販売先が増えれば当然買取価格がより高いところと契約したくなるのが人情でしょう。これをプレミアム売電と言います。

その仕組みとはどのようなものでしょうか?高額投資してソーラーパネルを導入した一般家庭にとって投資額を早く回収したいと思うことは当然です。新電力会社はより多くの電力を蓄えるために積極的に買電を行います。

現在の買電価格はFITと言って37円@kWhと決められていますが、新電力会社はこれより高く38円@kWhで買い取ることも可能です。

新電力会社としては粗利を削っても買電は事業としてメリットがあるようです。

売電側もメリットして契約切り替え時の費用がかからない、節電との症状効果が見込める、万一新電力会社が倒産しても10年間の固定価格買い取りの権利は保証される、などがあげられます。

 

電力自由化と太陽光発電は別物?

 

ソーラーパネルを導入している世帯にとっては電力の自由化が及ぼす影響は、売電先の選択肢が広がること以外には余り大きな影響はありません。

「光熱費の削減」という効果面が重なりますが、基本的には電力自由化と太陽光発電は分けて考えた方が混乱しないでしょう。

ただ今後検討が必要なことは売電と買電の関係です。電力自由化後は売電先が今までの電力会社だけではなく新規参入業者にも売れることになります。これは電力の買取単価が固定から自由化されることを意味します。

ソーラーパネルを所有する世帯からすれば、今まで通り買電は大手電力会社から継続し、売電先を新規業者にするという選択肢もあります。

今後、具体的な条件が明確になってきますので、慌てず比較検討することが大切です。

 

08電力自由化によ