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電力自由化とは

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電力自由化後も変わらずに質の良い電力の供給をサポートし続けていく変電所

公開日:2016.08.16
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電力自由化後も変わらずに質の良い電力の供給をサポートし続けていく変電所
発電所で作った電力の電圧を変電所で上げ下げすることによって、電力のロスを抑えたり、適切な電圧で質の良い電力を消費者に提供したりすることが可能になっています。変電所の管理は、電力事業の3つの部門のうち、送配電部門の仕事です。そのため、電力が自由化された後も、変電所の管理はつつがなく行われることになります。

 

電力自由化が実施されると、これまで電力事業に携わっていなかった多くの会社が電力事業を行うようになります。
各会社は、石炭、石油や天然ガスなどの化石燃料を燃やして発電を行う場合もあれば、風力や水力、地熱や太陽光などのクリーンなエネルギーを活用して発電を行う場合もあります。
このようにさまざまな会社が多様な発電方法で電力を作って提供するようになると、供給される電力の質にバラつきが出るようになるのではないかと考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、実際にはそういった心配はありません。
各会社で発電された電力は、発電所から消費者の下へ直接届けられる訳ではなく、変電所にて必要に応じて適切に変換された上で送電され、消費者の下へと届けられているからです。

 

変電所の種類と役割

 

変電所は、昇圧用の施設と降圧用の施設の2つに大きく分けられます。
昇圧用の施設は電圧を上げることを目的としており、降圧用の施設は電圧を下げることを目的としています。
昇圧用の施設は、ほとんどの場合、発電所と合わせて建設されています。
発電所で作り出された数万ボルトの電力は、まず、昇圧用の施設で十数万ボルトの電力へと変換されてから、送電線へと送られることになるのです。
わざわざ電圧を上げずに、そのまま送電すればいいのではないかと不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、電圧を上げることは電力ロスを防ぐために大切な作業なのです。
送電線を流れる過程で、電力の一部は熱エネルギーへと変換されて無駄になってしまうことになります。
そして、電圧が低いほど無駄になる電力の量は増え、逆に、電圧を高めるほど無駄になる電力の量は減ることになります。
ですから、効率的に送電をするためには、昇圧用の施設での変換が欠かせないのです。
ただ、昇圧用施設で電圧が高められた電力は、そのままでは消費者が活用することができません。
そのため、消費者に届ける際には、降圧用の施設を利用して各消費者が必要としている電圧の電力に変換することが必要になります。
降圧用の施設には、超高圧や一次、二次、配電用などといった、いくつかの種類があります。
これらの変電所を通過するたびに、数十万ボルトだった電圧が、十数万ボルト、数万ボルト、数千ボルトという風に徐々に下げられていくことになるのです。
最終的に、一般家庭に届けられる頃には、電圧は数百ボルトにまで落とされることになります。

 

電力自由化によって変電所の管理に関して問題が起きる心配はなし

 

変電所は、発電・送配電・小売という電力事業の3部門のうち、送配電部門に属している施設です。
今のところ送配電部門は自由化されませんので、変電所の管理は従来と変わらず、政府から許可を受けた会社だけが行うことになります。
ですから、電力自由化を機に、電圧の上げ下げに問題が起きて、電力のロスが増えたり、適切な電圧の電力の供給がストップしたりする心配はありません。

 

12電力自由化後も