電力自由化とは

電力自由化とは

電力自由化にあたって切り替えられた件数

公開日:2016.10.14
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電力自由化にあたって切り替えられた件数
電力自由化は開始前から大々的に広報活動および宣伝がされていたこともあってか、開始直後から切り替え件数を伸ばしてきました。一時期鈍化する動きも見られたものの、実際に切り替えた人の話を聞くなど身近な話題ということもあって、切り替え件数は着実に増やして言っていると言えるでしょう。継続的に続きそうな動きです。

 

2016年1月から申し込み受付を始めた一般家庭における電力自由化は、1月に申し込みを始めた場合、4月から切り替えた先による電力供給へと変わっています。
一般家庭に先駆けて大規模マンションなどではすでに乗り換えが始まっており、乗り換えた結果、大幅に電気代が安くなったという事例も多かったことから、一般家庭でも受け付けが始まるのを待ってすぐに乗り換えたというところがありました。
そのため、一般家庭における電力自由化開始直後から、順調に乗り換え件数を増やしてきましたが、それでも爆発的に乗り換えの機運が高まり、申し込みが殺到するといった雰囲気ではありません。
戸数全体から言えば、むしろ今後の推移を見守ろうという選択を採った家庭も多かったと言えるでしょう。
それには電力自由化というサービスの提供についてよく知らないという人の存在が、かなり多くあったことが考えられます。

 

告知が届かなかった世帯

 

地上デジタル放送への移行時、新しいテレビを買う余裕がないからとテレビを見るのをやめたのは、圧倒的に高齢者世帯でした。
こうした世帯にはテレビによる、これからは自分の自由意思で電力の供給先が選べますといった情報が届かなかったと考えられます。
新聞の購読をしていたとしても、興味がなければ記事を読むことはせず、仮に読んだとしてもよく理解できなかったのではないでしょうか。
高齢者だけが暮らす世帯が増え続ける今の日本では、世帯当たりの電力契約の切り替え件数が思いのほか伸び悩んだのも無理からぬことかもしれません。

 

今後の課題

 

インターネットが使える世代なら、現在の電気料金をシミュレーションしてどのくらい安くなるか、その契約先はどこになるかといった調べ方ができますが、高齢者にはむずかしいでしょう。
そうなると、子供と一緒に暮らす高齢者が友人や知人に対して、電力の契約先を乗り換えたことによって料金が安くなったと口づてに伝える方法が、もっとも効率よく、そして確実に広まっていく手段だと考えられます。
思っていたよりも切り替えが簡単で、しかも安くなるとなれば、高齢者にとっても魅力のある話ですから、少しずつ裾野が広がり、一般家庭における電力自由化も進んでいくと思われます。
エネルギー関連会社はもちろん新規参入事業者にとっても、これからまだしばらくの間は地道に電力契約の乗り換えプランの案内を記したダイレクトメールを送るなどして、理解を深める機会を提供し続けることが新たな切り替え件数を増やすことにつながります。

 

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