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【要注意!】電力自由化によって電気料金が高くなるケース

公開日:2016.09.29
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【要注意!】電力自由化によって電気料金が高くなるケース
電力自由化が始まると、これまでよりも電気料金が安くなると決めつけていたフシがありますが、必ずしもそうとは言い切れません。電力の供給が不安定になると、結果的に電気料金は高くなる可能性が高まるからです。そのため、最初にシミュレーションされた金額がそのままずっと続くわけではないということを、常に頭の中に入れておく必要があります。

電力自由化により、これまで電力を扱ってきた電力会社以外の事業者も電力事業に参入できることになりました。
ただし、これらの新規参入組は携帯電話会社であったり、インターネットプロバイダ会社、スーパーマーケットやガソリンスタンドなど、電力とは直接関係ないところがほとんどです。
つまり、電力の契約先になることはできますが、自社で電力を作って契約先に送電しているわけではありません。
この電力契約先も電力を作っている会社から電力を仕入れ、それを供給しているわけです。
いわば、小売りのような状態です。
小売りの場合、安くお客さんに提供するには仕入れ値が安くないといけませんが、安定して仕入れができない状況に陥ると、仕入れ値が上がり、結果的に供給先に払ってもらう代金も高くなってしまいます。
初めは安いと思って選んだ新規参入事業者でしたが、利用しているうちにだんだん料金が高くなるということもありうるわけです。

 

電力自由化に対するイメージ

 

電力自由化に対して持っているイメージは、今の契約先を見直すことにより、これまでよりも確実に電気料金が安くなるということだと思われます。
実際、さまざまな電力供給先ができて、電気料金をシミュレーションしてみたら、年間でかなりの金額が節約できるとわかったので乗り換えを検討し、すでに実施した人もいるでしょう。
けれども新規参入事業者というのは、電力を発電できる技術を持った電力会社から電気を仕入れ、それを小売りしているわけですから、電力会社から顧客を奪い取ったと喜んでばかりもいられません。
電力会社は契約顧客が減少すれば、儲けを出すために電気料金の値上げに踏み切らざるを得ないからです。
そうなると、新規参入組が仕入れる電気料金も値上がりし、結果的には最初にシミュレートした金額での電力提供は不可能になってしまいます。
その分、自社が得意とする分野で値下げのサービスなどを実施して帳尻を合わせることはできますが、そうなると電力事業に参入したばかりに結果的には自社の儲けを削ってしまうことになり、メリットは非常に少なくなります。

 

電力自由化で選ぶべき選択肢

 

電力の契約先が自由に選べるようになったのは、自由競争を促すとか、独占された市場を開放するという意味では良いことですが、その結果、電力供給に不安がもたらされることは避けなければなりません。
電力自由化に伴って契約先を変えようと検討しているのであれば、安定した電力供給が可能という点だけは譲れないと考えて、候補となる先を絞り込んでいくのがよいでしょう。

 

【要注意!】電力自由化によって