電気料金

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フランスの電気料金と電力供給の仕組み

公開日:2017.02.09
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フランスの電気料金と電力供給の仕組み
日本よりも前に始まっていたフランスの電力自由化ですが、もともとが大手1社が独占していた形だったこともあって、自由化についての理解が及ばなかった人も大勢いたと見受けられます。 その後、フランスのエネルギー事情がどのように変わったのかについては、契約先選びなどの方法で日本でも大いに参考になるヒントがあります。

 

フランスも、日本と同様に電力自由化がすでに行われています。
日本が2016年に始まったのに対し、それよりも前の2007年にスタートしています。
それまでは電力会社は1社のみだったことから、電力自由化が実現してからもこの1社からしか電力供給を受けることができないと思っている人もいるくらい、そのシェアは他の干渉を全く寄せ付けないものであったことがわかります。
その点でいえば、日本は各地域ごとに電力会社がありますので、まだそれぞれの間で電気料金の比較が行われ、見直しがされる余地があったと思えてきます。
そんなフランスが電力自由化に踏み切った背景には、環境問題に熱心に取り組むドイツなど、周辺国の影響もあったのではないでしょうか。
かくして電力自由化が始まったと言えるかもしれません。

 

フランスの電気料金設定

 

フランスでも基本はまずどの程度の容量が必要かということから始まりますので、基本料金となる3kVA-36kVAの中から、見合った契約を行います。
ただし電力量料金は1kWhあたりいくらという設定がなされていますので、一日のうちのどの時間帯に使おうとも、料金は同じという点がわかりやすいといえそうです。
一方、電力自由化によって電力会社が増えてからは、日本のようにたくさんの電気を使う時間帯と、あまり電気を使う人がいない時間帯とで料金を分ける動きが出てきました。
ピークタイムとオフピークタイムとで料金に違いが生じるというのは、どこの国の人にとっても公平かつ、魅力的な料金プランと映るのは同じようです。
これが電力自由化が生み出す、新たな挑戦なのかもしれません。

 

エネルギー比較サイトが誕生

 

フランスでは電力自由化を受けて、どの電力会社を選び、さらにプランをどうするか迷った人のために、電力だけでなくガスも一緒に検討できる比較サイトが登場しています。
これを利用した結果、10万件以上がエネルギー料金の削減に成功したと言いますから、まさに自由化にあたってどのように行動すればよいのかを教えてくれる、貴重なサイトとして愛されたといえます。
日本でも、電力自由化が始まり、さまざまなサイトで比較検討ができるようになっていますが、フランスをお手本にしていたのかもしれません。
日本よりも先だってすでに自由化が始まっていた国で、国民の多くが役立ったと感じているツールやコンテンツを導入することは、日本にとっても有意義なことです。
今後、自由化の先輩国の電気事情が変わっていくことがあれば、そのたびに日本にもよい影響をもたらしてもらいたいものです。

 

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