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大口需要者はもちろん小口需要者も電気料金に差がつく

公開日:2016.08.10
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大口需要者はもちろん小口需要者も電気料金に差がつく
従来の電力供給では使用規模によって大口、小口に別れ、電気料金の異なるメニューが用意されていました。大口から段階的に電力自由化が行われ、2016年4月からは小口需要者でも新電力を選べるようになります。コストだけでなく環境面でも電気料金を検討したいものです。

 

従来、電気料金はどのくらい電力を使用するかで料金メニューが異なっていました。
一般家庭や小規模な商店や小さな町工場など100ボルトか200ボルトで電気を使用する需要者は小口や低圧と分類されます。
電気の安定供給を図るため、どの需要者も利用しやすい料金設定にはなっていますが、柔軟性やバリエーションに欠け、それぞれの電気の使用スタイルが異なっても同じ料金システムが適用されるので、利用者によっては割高になるケースもあります。
これに対して、オフィスビルやショッピングセンターなどの事務所や店舗、商業施設などで標準電圧6,000ボルト以上を受電するケースを高圧、標準電圧20,000ボルト以上で受電するケースを特別高圧と呼び、高圧と特別高圧の需要者をまとめて大口と呼ぶことがあります。

 

段階的に行われてきた電力自由化

 

大口需要者は小口需要者とは異なり、もともとスケールメリットを得てきました。
たくさん利用することによる割引や、電力会社との電気料金の相対交渉が可能だったのです。
2016年4月の全面的な電力自由化の解禁により小口需要者でも、自由に電力会社やプランを選ぶことができるようになり、柔軟性が増します。
これに対して、使用規模2000kWキロワット以上の特別高圧の需要者は2000年の3月から、高圧の中でも使用規模500kW以上の需要者が2004年4月から、50kW以上の高圧需要者は1年遅れの2005年4月からと段階的に電力自由化の範囲が拡大されてきました。
大手の電力会社各社は電力自由化に伴い、新電力の参入を意識して経営の効率化に努めながら、電気料金の引き下げや料金メニューの多様化を図ってきたのです。

 

コスト面からだけでなく環境貢献も視野に入れる

 

電力自由化が大口だけでなく、小口需要者にも適用されることとなり、大小問わず新電力の参入も相次いでいます。
電力自由化というと、どうしても電気料金をいかに安くするかに目が行きがちですが、コスト面だけでなく節電や省エネ、地球温暖化防止などの環境面からもアプローチして比較検討するのがおすすめです。
たとえば、太陽光発電や風力発電など地球環境に負担をかけない自然エネルギーを用いている新電力を検討してみたり、自然エネルギーの不安定性をカバーするバイオマス発電などにも目を向けてみましょう。
バイオマス発電は食物残渣や木屑など資源リサイクルの取り組みもでき、オフィスや商業施設の協力のもとに稼働しているケースもあります。
テナントとして入っている商業施設などで地産地消型の電力を購入してみるのもいいかもしれません。

 

03大口需要者はも